2007年3月22日木曜日

留学生による地域再発見! 南大阪の町歩き第1回

【Purpose of this trip】
MAP
Once upon a time,southern Osaka was a place where industry,agiculture and fishery flourished.
Nowadays,companies move to central Osaka or Tokyo,agriculture and fishery dwindle.Southern Osaka lost its glory and vigor, and people are losing their pride.

However,there still are many things they can be proud of. There are also things whichi thei don't know they have. To re-discover and realize what they have, they need foreign eyes. Through the eyes of foreign people, they will see what they didn't see and listen to what they did'nt listen to.

Today's trip is a small experiment for a future project. Rlreign students,a railway company,NPO, university,artists,all join together to find a way to re-vitalize southern Osaka.Enjoy this little trip,and tell us what you enjoyed.

【この旅の目的】
かつて南大阪は繊維産業・農業・漁業などで栄えていました。しかし今、繊維産業は海外製品にとって変わり、工場は廃墟となり、農業漁業も廃れてきています。南大阪はかつての繁栄と勢いをなくし、人々は自信をなくしています。

しかしここにはまだまだ自慢できるものがあります。また人々が気づいていない魅力もあるでしょう。
ここにあるものを再発見するには、外の眼が必要です。外国の人々の目を通じて、見えていなかったものが見え、聞こえていなかったものが聞こえるでしょう。

今回の旅行はこれからのプロジェクトのための小さな実験です。留学生、鉄道会社、NPO、大学、アーティストがみんなで共に南大阪を元気にする方法を見つけるために集います。この小旅行を楽しんでください。そしてなにが楽しかったか教えてください。

【Expectation】
Many foreign tourists,especiaally from western countries,are eager to ecperience exotic local attractions. Unfortunately the tourist infomation available is limited,and most tourists arriving at kansai Airport simply skip this area to go to Kyoto ore Nara. To let them stop by in southern Osaka, much more infomation has to be broadcasted. Terefore, we would like to ask you to write a "travel diary"in your native language to be uploaded in the Internet. When we accumulate such diaries in many languages,we may be able to attract more tourists from all over the world. And then,by seeing many foreign tuorists roaming around in their town, people in the area will realize what they have is not trivial and their pride in it.

【期待するもの】
外国から、とくに西洋からの多くの観光客は、異国情緒あふれる現地の観光地を体験したいと願っています。しかし観光情報が限られているため、関西空港に降り立った旅行者はほとんどが南大阪を素通りして京都や奈良に行ってしまいます。南大阪に旅行者を引き留めるためには、もっと情報を宣伝しなければなりません。そのために、今回の旅の「旅日記」をみなさんの母国語で書いてもらって、それをインターネットで公開したいと計画しています。そのような旅日記がいろいろな言語で蓄積されていけば、より多くの旅行者を世界中から集められると考えます。外国人旅行者がうろうろしているのを見ることで、地元の人々も自分たちの町がけっしてつまらない町ではないことに気づき、自信につながることでしょう。

桃山学院大学 巖圭介先生 文 より、岸田再構成


【旅のコース】
9:40 南海 難波駅集合
10:26岡田浦~岡田浦漁港「青空市場」(昼食)
12:30尾崎 町並み散歩(海、本願寺尾崎別院 他)
13:30尾崎「浪花酒造」酒蔵見学
15:00泉佐野「旧新川家住宅」 ひなまつり見学
17:30りんくうタウン「アウトレットモール」でお買い物
18:30りんくうタウン内で夕食
20:00泉佐野駅 解散

【参加者】
桃山学院大留学生(オーストリア、中国、イタリア) 6名
巖圭介先生(社会学部准教授)
大阪芸術大学 2名
南海電鉄 2名
NGO 1名
HUCA・C(主催者)2名

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2007年3月21日水曜日

はじめまして!クールな泉州をめざすブログです!


大阪府南部は大阪府北部に比べて文化度が低く、ガラが悪いといわれます。
しかし、大阪府南部は、旧石器時代の遺跡や、紀州街道沿いに数多く残る寺内町、商家、豪農の家並み、久保惣美術館や正木美術館をはじめとする近代繊維業界のコレクションまで、古代から近代に至る歴史と伝統において、また現代の最先端な文化において、けっして文化度が低く、ガラが悪いわけではありません。

私たちは、 豊富で多様なプラス資源を浮かび上がらせ、洗練された文化的・芸術的イメージにしていきたいと考えています。

クール泉州ムーヴメントとして、紀州街道沿いに新たな文化・芸術のムーヴメントをおこしていきます!

昨年の秋から、わたしたちは、旧紀州街道(地図上の紀州街道は今の国道の名称となっているためあえてこう呼びます)沿いの町並み、街道周辺に残る町場を、すべて踏査してきました。
その結果、本当にすばらしい資源が沢山残されていることがわかりました。

そこで、このすばらしい資源をぜひ紹介しようと、桃山学院大の巖先生と国際センターのご協力のもと、留学生による地域再発見の旅を実施しました。
私たちの目からみて良いと思ったものでも、外国人から、若い人から見たらまた違うかもしれません。
彼らには、母国語で、感想を書いてもらい、世界中に発信しようと考えています。
またその感想をこのブログで随時紹介していきます。

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