2007年8月10日金曜日

留学生による地域再発見の旅 ~夏祭りと海~


南大阪の留学生のみなさんを旅に招待しました。泉佐野の夏祭り(春日神社の太鼓台)、文化財の古民家に宿泊、地上200メートルから泉州の海沿いの景色を見ながら泉州食材にこだわった料理を味わい、りんくうタウンでお買い物をして、泉南の海辺に行くという企画です。
地図

大型台風が通過したため、泉南のときめきビーチでの海水浴とマリンスポーツをする予定を変更しています。
■旅の目的とめざすもの

関空対岸の地・泉州は、かつて漁業や繊維産業で栄えていましたが、今は繁栄と勢いをなくし、人々は自信をなくしています。
しかしここにはまだまだ自慢できるものがあります。また人々が気づいていない魅力もあるでしょう。

ここにあるものを再発見するには、外の眼が必要です。外国の人々の目を通じて、見えていなかったものが見え、聞こえていなかったものが聞こえるでしょう。
今回の旅は、関空対岸の地域を活性化させるための社会実験です。留学生、鉄道会社、NPO、大学、みんなで共に南大阪を元気にする方法を見つけるために集います。

外国の多くの観光客は、異国情緒あふれる現地の観光地を体験したいと願っています。しかし観光情報が限られているため、関西空港に降り立った旅行者はほとんどが素通りして京都や奈良に行ってしまいます。

ここに旅行者を引き留めるためには、もっと情報を宣伝しなければなりません。

そのために、今回の旅の「旅日記」を留学生参加者の母国語で書いてもらって、それをインターネットで公開したいと計画しています。


そのような旅日記がいろいろな言語で蓄積されていけば、より多くの旅行者を世界中から集められると考えます。外国人旅行者がうろうろしているのを見ることで、地元の人々も自分たちの町がけっしてつまらない町ではないことに気づき、自信につながることでしょう。

■スケジュール 
2007年
7月15日(日)
 17:00~         泉佐野駅~旧新川家住宅
 (大阪で一番古い銭湯)の文化財ともいわれる「大将軍湯」が幸運にも営業していたら入る。)
 18:00~         浴衣に着替えて夏祭り見物(3町かきあい)           
 20:00~         夕食・懇親会       

7月16日(月)
  8:30~9:30     起床・朝食
 10:00~13:00    佐野夏祭り・太鼓台見物
 13:30~14:30    ゲートタワー54階ランチブッフェ           
 14:30~16:30    現代美術空間・アウトレット等周辺観光、
                淡輪・泉南海岸
 17:00~18:00    マリンロッジ海風館 展望風呂
 18:00~         夕食

※泉南海里公園(ときめきビーチ)で海水浴を予定していましたが、台風通過後のため、予定を変更しました

■参加者
留学生:桃山学院大学8名(韓国、中国、台湾、ネパール)
留学生:阪南大学5名(中国)
同行:桃山学院大学 社会学部 巖准教授
招待:(株)ユニオコーポレーション

同行取材:テレビ大阪

□主催: NPO法人泉州佐野にぎわい本舗(旧新川家住宅指定管理者)
□協賛: 南海電気鉄道株式会社、泉佐野市教育委員会、泉佐野市観光協会
□協力: 桃山学院大学国際センター、NPO法人観光力推進ネットワーク・関西

ラベル:

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